JAたかさき 高崎南支店様は、組合員様が生産するお米や麦、トマトなどの農作物の生産活動を支援する共済サービスを提供されており、地域の農業を支える重要な役割を担っています。加えて、貯蓄や融資などの金融業務も行っておられます。
さらに、農薬や化学肥料の使用を慣行栽培の半分以下に抑えた『高崎市特別栽培農産物』の栽培に取り組まれており、お米やチンゲン菜をはじめとする6品目で認証を取得されています。これらの農作物は、旧高崎市内の小中学校給食でも提供されており、子どもたちの健やかな成長を支えられています。
今回は、審査役 支店長の奥原輝通様にお話を伺いました。

ランニングコストを重視し、10㎾未満の太陽光発電システムを選択【JAたかさき 南支店様|複合サービス業|導入実績紹介】
JAたかさき 高崎南支店様
■事業内容/複合サービス業
■導入年月/2025年4月 ■導入場所/群馬県高崎市下佐野町41−1

導入目的

新店舗の建設に伴い、ランニングコストである電気代を削減する目的で、太陽光発電システムを導入しました。当初は、10kW以上の産業用太陽光発電システムも検討しましたが、10kW未満の太陽光発電システムを選定しました。(選定理由は下記の表をご覧ください)
また、立地条件が良く、豊富な日射量を活用できるため、安定した発電量が期待できる点も決め手となりました。
加えて、ATMの設置により高崎南支店は365日稼働しているため、太陽光発電システムによる電気代の削減効果は非常に大きいと考えました。

サンジュニアを選んだ理由

サンジュニアさんとは以前から取引業者として関係があり、信頼できる対応をしている印象がありました。
また、弊組合の支店において太陽光発電システムを導入した実績もあり、安心感がありました。
設置システム概要
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パネル設置箇所屋根上
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発電出力(モジュール)10.88kW
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発電出力(パワーコンディショナ)9.9㎾
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設置面積約55㎡
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管理設備発電監視システム
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方位(真南を0度として)0度
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傾斜2度
想定発電量・CO2排出削減量
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想定発電量(初年度)約11,700kWh (⼀般家庭が年間に使⽤する電⼒約3軒分)
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想定CO2排出削減量(初年度)約5.8t-CO2/年 (杉の⽊換算約660本)
導入してみて
導入初年度の5月には「1298.9㎾h」、6月には「1357.5㎾h」と、いずれもシミュレーションを上回る発電量を記録しました。これにより、電気代削減に貢献してくれていることを実感しています。
従業員入り口に発電量を確認できるモニターを設置しており、日次・月次・年間での発電状況を把握できる点が便利だと感じています。特に、自宅に太陽光発電システムを導入している従業員は、発電状況への関心が高く、モニターをチェックしている様子が見受けられました。
加えて、地域の防災拠点として、停電等の非常時においても太陽光発電システムにより発電された電気を供給可能な非常用コンセントを設置しました。地域住民の皆様の安心と安全確保の一助となることを期待しています。
今後の展望
今後も引き続き、毎月の固定費削減に向けて取り組みを進めていきたいと考えています。
また、蓄電池システムや電気自動車の導入について、性能や価格に留意しながら、最適なタイミングでの導入検討を進めていきます。
当社担当より

この度は太陽光発電システムをご導入いただき、誠にありがとうございます。
導入初年度の5月・6月はシミュレーションを上回る発電結果となり、私も大変嬉しく思っております。
地域の防災拠点としても活用されるとのことで、地域の皆様へも大きな安心感を提供されていることと拝察いたします。
今後も定期的な点検などを通して、システムの安定稼働をサポートさせていただきますので、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
前橋営業所 金井