導入事例

【国本工業株式会社 浜北工場 様】は工場の電力使用量の約20%を太陽光発電の電力で賄えています

■導入年月/2021年12月  ■導入場所/静岡県浜松市



国本工業株式会社様は静岡県浜松市に生産拠点を構え、主に自動車のパイプ加工部品を製造されています。1943年の創業以来、大手自動車部品メーカーを主要顧客とし、あらゆるニーズに応える製品提案力やオンリーワンの技術力で、ものづくりにおける数々の賞を受賞されています。また、同社は「省エネ・省資源・軽量化」を掲げており、環境負荷低減に向け意欲的に取り組まれています。今回は、代表取締役社長の国本賢治様にお話しを伺いました。

導入目的

太陽光発電設備や蓄電池設備を導入し電力を自家消費しようと考えた目的は、①平時から温室効果ガス排出抑制できる②停電時の事業継続性向上③緊急時や災害発生時に地域社会のバックアップに努める、の3つです。

工場の1km圏内には住宅団地があります。省電力化を進めながら事業継続性を高め、再生可能エネルギー導入による自給率向上を図ることで地域レジリエンスの強化に繋げるべく導入を決定いたしました。

サンジュニアを選んだ理由

サンジュニアを知ったきっかけは、建設会社からの紹介でした。設備導入を考える中で、依頼先を数社比較検討し、提案内容と建設会社との信頼関係でサンジュニアにお願いすることにしました。また、環境省補助事業の活用に際し、一からサポートしてくれる安心感がありました。

設置システム概要

  • パネル設置箇所
    工場屋根
  • 発電出力(パネル)
    455.10kW
  • 発電出力(パワーコンディショナ)
    410.55kW
  • 太陽光発電面積
    2,244㎡
  • 蓄電池設備
    16.4kWh
  • 管理設備
    発電監視装置システム
  • 方位(真南を0度として)
    0度
  • 傾斜
    -2度

導入してみて

2021年12月より発電開始し、半年間で280,852kWh発電しました。温室効果ガス排出抑制効果としては、約114t-CO2/kWhのCO2排出量削減ができています。工場の電力使用量の約20%を太陽光発電システムで創った電力で置き換えることができ、とても満足しております。

 

今後の展望

太陽光発電設備の設置後に、太陽光で賄えない電力についてはグリーン電力を購入し、ゼロカーボンに努めております。また、グリーン電力購入を抑える為に工場内細部まで見直しをして、更にCO2削減を目指してまいります。