導入事例

発電量と遮熱効果を見込んで太陽光パネルをフラットに設置【株式会社ミナミサワ 様】

■導入年月/2022年4月  ■導入場所/長野県長野市

 



自動水栓メーカーの株式会社ミナミサワ様は、1955年の創業当初より「人の健康と快適な暮らしを守ること」を会社の使命と掲げ、トイレから未来を考え、製品開発や製造に日々邁進されています。

技術者のノウハウや創意工夫が施された「自動水栓Sui Sui」は、使い勝手の良さ、優れた安心・安全性に加え、2000年にはグッドデザイン賞も受賞されており、ものづくりへの並々ならぬ努力が伺えます。

今回は、代表取締役の南澤俊文様にお話しをお聞きしました。

導入目的

「長野県SDGs推進企業登録制度」に登録し、社を挙げてSDGs実現に向けて取り組んでいます。その取り組みの一つとして発電した電力を自家消費し温室効果ガス排出抑制へと繋げたいと考えました。また、同時に蓄電池とEV車の導入も進めており、再エネ自家消費率のさらなる向上を心掛け、できる限り早い段階でカーボンニュートラルな会社の実現を目指したいと思い導入を決めました。

サンジュニアを選んだ理由

当社と同じ地域社会に根差し、実績も豊富なサンジュニアで設備導入を決めました。今回、太陽光パネルをフラットに設置しましたが、その理由は設置面積を増やす為と遮熱効果を得る為です。発電量を多くしたい、2階の事務所が夏場暑いので少しでも遮熱できればという希望をコスト面も考え提案してくれました。

設置システム概要

  • パネル設置箇所
    工場屋根
  • 発電出力(パネル)
    55.5kW
  • 発電出力(パワーコンディショナ)
    54.85kW
  • 太陽光発電面積
    273㎡
  • 管理設備
    発電監視装置システム
  • 方位(真南を0度として)
    90度
  • 傾斜
    2度

導入してみて

運用開始して間もないので、これからどのような結果が出るのか楽しみです。また、これから夏場を迎えるので遮熱効果も実感できればと思います。

今後の展望

今後は段階的にEV車の台数を増やす計画で、発電した電力を移動エネルギーとして活用することで排出ガスの量を減らしていく予定です。また、蓄電池設備の導入で、電力レジリエンスの推進にも力を入れていきたいと考えています。