導入事例

【長野国際カントリークラブ 様】は太陽光発電でゴルフ場内の機器を動かしています

■導入年月/2022年3月  ■導入場所/長野県上水内郡飯綱町

 


飯綱・黒姫・妙高の三山を一望できる長野国際カントリークラブ様は、1973年に開場されて以来、長野県屈指の人気を誇り、年間5万人以上の方が利用されています。標高700mの高原に広がる素晴らしい景観の中でのプレーは、まさに至高のひと時です。自然の地形を出来る限り活用したコースで、初心者もベテランも思いきり楽しむことができます。また、ジュニア育成やシニア向けの料金設定など幅広い世代へのサポートも魅力的です。今回は、総支配人の古木 惣一郎様にお話を伺いました。

導入目的

以前まで黒姫コース内の休憩所の自動販売機やトイレに電気を供給するために、埋設電線を引いていました。しかし、電線の老朽化による張り替え改修工事が必要となり、その費用が高額になるということで、何かより良い方法が無いか模索しておりました。その際にオフグリッド設備で安価に電力を供給できると知り、導入することを決めました。

サンジュニアを選んだ理由

埋設電線の老朽化に頭を悩ませていた際に、中部電気保安協会様よりオフグリッド設備のご提案を頂きました。それと同時にオフグリッドについては、太陽光システムを手掛けているサンジュニアに相談してみてはとアドバイスを頂き、相談したところ、オフグリッド設備を開発してくださり今回の導入に至りました。

設置システム概要

  • パネル設置箇所
    黒姫コースNo.5 休憩所の東側
  • 発電出力(パネル)
    2.96 kW
  • インバータ定格出力
    3.0 kW
  • 太陽光発電面積
    14.56 ㎡
  • 蓄電池設備
    12.0 kWh
  • 管理設備
    遠隔監視装置
  • 方位(真南を0度として)
    0度
  • 傾斜
    20度

導入してみて

1kmほどの埋設電線を張り替える場合の改修費用は1,000万円以上かかるとの見立てでしたので、今回導入したオフグリッド設備の費用は300万円ほどで、大幅な経費削減につながりました。また、太陽光発電と蓄電池を組み合わせた自然環境にやさしい仕組みである点も非常に魅力的だと感じています。

今後の展望

~ 幅広いゴルファーから長く愛され続けるゴルフ場へ ~

 

長らく休業していたホテルの営業を再開しました。長野市内のイベントに参加する人など、ゴルフを楽しむ以外の方にも利用いただいております。また、初心者などが始めやすい「妙高コース」でのナイター営業も開始しました。これからも初めてコースに出る初心者から熟練ゴルファーに至るまで、幅広いお客様に愛され続ける会員制ゴルフ場を目指していきます。