太陽エネルギーお役立ちコラム

太陽光発電のメンテナンス義務化の理由、メンテナンス費用、業者の選び方について徹底解説!

突然ですが、10kW以上の太陽光発電設備をお持ちのみなさん!メンテナンスが義務化されているのはご存知ですか?

 

太陽光発電システムは、故障やトラブルが少ないと言われている高性能な発電設備ですが、設置してからずっと放っておいて良いという訳ではないんです。

 

このコラムでは、太陽光発電システムを“末永く、損すること無く”運用するために必要な「メンテナンス」「費用」「義務化されている項目」「業者の選び方」について徹底的に解説をしていきます。

本コラムでは、10kW以上の太陽光発電システムをお持ちの方向けにご説明していきますが、住宅用太陽光発電のメンテナンスでも参考にしていただける内容です。

 

お持ちの設備の状況に合ったより詳しいご説明は、下記無料ご相談フォームよりお申し込みいただきますとスムーズにご案内が可能です。お気軽にご相談ください。

太陽光発電のメンテナンスが必要な理由

発電効率が低下するのを防ぐため

太陽光発電設備を設置し、当初は十分な発電を発揮していた設備でも、長く稼働をし続けると日々変化する環境の影響を受けて、モジュールが劣化してしまい性能が低下してしまう可能性があります。

 

発電機会を損失せず、本来の発電量を得るためにも、定期的なメンテナンスでいち早く気付き対処することで解決できます。

安全性を確保するため

モジュールの劣化に伴い発熱が生じるケースや、また固定部のゆるみや保護管の劣化など安全性に関わる問題が発生する場合があります。高圧電流が流れる太陽光発電所では、最悪の場合命に関わる事態に陥るリスクも想定されます。

 

このような事態を未然に防ぐためにも、メンテナンスが必要となります。

メンテナンスは義務化されています

発電所の稼働状況の報告や定期点検の実施が義務化されている

国は2050年カーボンニュートラルに向けて、固定価格買取制度によって定期報告の提出を義務化しています。

 

【報告時期】

1.  発電設備が運転開始した日から一ヶ月以内に設置費用報告

 (増設した場合は、増設した日から一ヶ月以内に増設費用報告)

2. 発電設備が運転開始した月又はその翌月に、毎年1回運転費用報告

 

この定期報告については、設置者・登録者とも報告を行うことが可能なので、お客様に代わり認定事業者が提出することができます。

自治体からも条例制定よる義務付けがされている

上記同様の目的で、自治体からも維持管理についての条例が制定されています。

例えば、山梨県や長野県諏訪郡富士見町では、太陽光発電設備の適正な設置及び維持管理に関する条例が制定され、既存設備の適切な管理、報告が義務付けられています。

 

義務事項を怠った場合は、発電所の停止、FIT法の適用除外などの措置が行われる可能性があります。

メンテナンス費用と点検内容

メンテナンス費用

費用の相場は、50kW未満の設備で年間10~15万円と言われています。また、高圧発電所(50kW以上2000kW未満)の場合は、年間100万円~200万円/MWが相場と言われています。ただし、点検回数や点検内容、業者によって費用は大きく変わります。

 

メンテナンスの点検対象機器

メンテナンスの点検対象になる機器は、7つです。

 

①パネル

②架台

③パワーコンディショナ-

④接続箱、集電箱

⑤配線

⑥ブレーカー

⑦電力量計

 

点検実施内容

具体的には、以下の項目を点検し報告を行います。

 

【設備点検】

・モジュールの汚れ、サビ、破損、鳥糞、固定部の緩み、劣化、ケーブルの接続状態などの設備点検を実施

 

・故障による発熱が無いか、発電量の数値に異常が無いかを測定

※遠隔監視を導入されていれば数値の異常に早く気付くことができます。

 

【費用年報報告】

・固定価格買取制度を利用し太陽光発電システムを導入した場合に行う必要があります。

 

【保守管理表示板設置】

・2017年に施行された改正FIT法では、過去の設置に遡り保守管理表示板の設置が義務付けられています。

自分でメンテナンスするのは危険

専門知識が必要

費用のことを考えると「自分でメンテナンスできるところは自力で行おう」と考える方もいらっしゃるかと思います。自分でメンテナンスした際に、パネルを破損してしまったり、感電や屋根からの落下事故が起きてしまっては本末転倒です。末永く安心安全に設備を運用していくには、プロの手を借りて丁寧かつ的確にメンテナンスしてもらうことをおすすめします。

 

その中でも自分でできる日常のチェックとしては、

・太陽光パネルの周囲に影をつくってしまうものは無いか

・接続箱、パワーコンディショナの外箱に破損や腐食は無いか

・パワーコンディショナの動作音はおかしくないか

・パワーコンディショナにエラーメッセージは出ていないか

などがあります。

 

上記ような異常に気付いたら、専門業者に相談しましょう。原因をいち早く究明することで早期解決に繋がります。

メンテナンス業者の選び方

駆け付け対応があること

何らかの理由で発電していなかったり、パワーコンディショナにエラーメッセージが出ていたりなどのトラブル発生時に、すぐ業者に連絡が付くのか、そして駆け付け対応が可能なのかはとても大切なポイントです。前述でお伝えした通り、専門知識を要するためご自身での点検は危険を伴います。ですから、いざという時に頼りになる業者を選ぶことが重要です。

一括でおまかせできること

太陽光発電設備の平均寿命は一般的に20年以上と言われており、長い期間メンテナンスも行っていくことになるので、手間がかからず安心して維持管理できることが一番です。メンテナンスには、設備点検のほかに年報の提出なども定期的に実施する必要があるので、駆け付け対応も含め総じて対応できる業者を選ぶのが良いでしょう。

メンテナンス資格を保持していること

メンテナンスを実施する太陽光発電販売業者やメンテナンス実施業者は、民間ガイドラインに則って行わなければなりません。専門知識を要する所も多くあるため、メンテナンス資格を持った技術者がいるかどうかが判断の1つになります。

 

メンテナンスの認定資格として、太陽光発電メンテナンス技士があります。一般社団法人太陽光発電安全保安協会(JPMA)の提供する資格認定講座や技能講習会を受講しテストに合格することで資格が得られます。

 

そのほかにも、太陽光発電検査協会(PIA)の技術認定という制度もあります。

このようなメンテナンス資格の有無を選ぶ基準として、見てみると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

メンテナンスは、発電機会の損失防止、安全性維持のためにも重要です。

 

義務化されている項目を実施するにあたり、点検内容や頻度は、発電所の状況によることも多く、専門知識も要するため専門業者に依頼せざるを得ません。

その際に業者選びもポイントになってきますので、この記事を参考にしていただけたらと思います。

 

メンテナンスについての疑問や、業者選びに困ったときは、まずは弊社へご相談ください。他社で設置した太陽光発電設備でもご相談可能です。お気軽に下記フォームよりご相談ください。

無料ご相談フォーム