株式会社宮下鉄工様は創立から70年以上にわたり、建築用の鉄骨の加工と組み立てを行っており、大型の物件から一般住宅まで幅広く手掛けられています。
溶接によって接合された鉄骨同士の強度や耐久性などの評価に基づいて国土交通大臣が認定する株式会社全国鉄骨評価機構の大臣認定を取得されるなど、品質管理や技術力が高く評価されています。また、地域の活性化を願い、地域に密着を大切に取り組まれています。
今回は、代表取締役の宮下健様にお話を伺いました。

補助率1/2の補助金活用で太陽光発電システムを導入!【株式会社宮下鉄工様|鉄骨建設業|導入実績紹介】
株式会社宮下鉄工様
■事業内容/鉄骨建設業
■導入年月/2025年2月 ■導入場所/長野県伊那市福島上手215

導入目的

瞬間的に大量の電力を使用する鉄工工場では、太陽光発電の導入効果はあまり期待できないと感じていたため、当初は導入に前向きではありませんでした。
サンジュニアの竹松さんから地元伊那市の環境政策が先進的であり、今なら設置費用の1/2の補助金が出ているとの情報をいただき短期での投資回収が可能な設備投資になるのであればと検討を開始しました。
導入前のシミュレーションでは3年で設置費用が回収できる見込みで今から楽しみです。
サンジュニアを選んだ理由

地元農協の施設建設に関わったこともあり、農協と関わりの深いサンジュニアのことは以前から知っていました。担当の竹松さんは10年来のお付き合いがあったこと、地元企業の安心感からサンジュニアを選定しました。
設置システム概要
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パネル設置箇所屋根上
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発電出力(モジュール)35.1kW
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発電出力(パワーコンディショナ)29.9㎾
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設置面積約158㎡
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管理設備発電監視システム
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方位(真南を0度として)-20度
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傾斜2度
想定発電量・CO2排出削減量
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想定発電量(初年度)約38,000kWh (⼀般家庭が年間に使⽤する電⼒約9軒分)
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想定CO2排出削減量(初年度)約18t-CO2/年 (杉の⽊換算約2,100本)
導入してみて
遠隔監視システムのおかげで、いつでも発電量を確認することができています。導入初年度の4月と5月には、発電量が2,000kWhを超えるなど、概ねシミュレーション通りの結果となりました。
引き続き発電結果に注目しながら、モニタリングを行っていきたいと思います。
今後の展望
業務の過程で発生する金属の粉塵が工場の床に落ちるため、安全性の確保はもちろんのこと、工場が営業活動の場でもあることを踏まえ、清掃体制の強化に取り組んでいきたいと考えています。また、環境改善の一環として、ペーパーレス化の推進も併せて検討していきたいです。
当社担当より

この度は、太陽光発電システムを導入いただき、誠にありがとうございました。長きにわたるお付き合いの中で、変わらぬご信頼をお寄せいただけたこと、心より感謝申し上げます。
これからも末永くお力になれるよう、より一層精進してまいりますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
伊那営業所 竹松